美女と野獣

美女と野獣「ギリシャ語の本」は冗談?映画で図書室シーンの意味を解説

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ディズニー映画のアニメーションや実写で人気の高い美女と野獣

特にディズニープリンセスの映画で、思いつく作品の一つではないでしょうか?

ヒロインのベルは、本を読むことが大好き。

ベルと野獣が、野獣のお城の図書室で会話をするシーンがあり、そこで「ギリシャ語の本」についての会話が出てきます。

このシーンには冗談が含まれているのですが、「何が冗談?意味がわからない。」と感じた方たくさんいるのではないでしょうか?

ぴよ吉
ぴよ吉
早く冗談の意味が知りたい!

今回、美女と野獣の「ギリシャ語の本」の冗談とは何なのか、図書室シーンの意味を紹介していきます。

 

美女と野獣「ギリシャ語の本」は冗談?

最初は、ベルは野獣を恐ろしい存在だと思い、野獣もベルを拒絶していましたが、一緒に過ごすうちに、お互い少しずつ心を開いていくベルと野獣。

野獣はベルに対し、何かできることはないかと考え、本が大好きなベルのために、サプライズで自分のお城の図書室に案内します。

ベルは、図書室の本の多さに大喜び。

ぴよ吉
ぴよ吉
本好きのベルには、最高の場所だね♪

この図書室での会話シーンで「ギリシャ語の本」の冗談が出てくるのです。

一体どのような冗談なのか解説していきましょう。

 

「ギリシャ語の本」の冗談を解説!

ベルは、お城の図書室で野獣に、図書室にある本を全部読んだのかと質問します。

野獣は、いいやと答え、いくつかはギリシャ語で書かれている本もあると答えました。

野獣の返答に対してベルは、それ(野獣の言ったこと)は冗談を言っているのかと聞き返します。

この会話を見ていると、「何が冗談なの?さっぱりわからない。」と思っちゃいますね。

実は、ここで出てきた「ギリシャ語」という言葉は、「ギリシャ語」という意味ではないです!

ぴよ吉
ぴよ吉
えっ!どういうこと⁉

余計に混乱してしまいますね!

「ギリシャ語」は英語で書くと、『Greek』と書きます。

実は、『Greek』はギリシャ語という意味もありますが、それ以外に『ちんぷんかんぷん』という意味も!

「It is all Greek to me.」という慣用句もあり、私には全てギリシャ語のように聞こえる、あたかもギリシャ語を聞いているようでさっぱり分からないという表現になります。

ディズニーは、この表現を美女と野獣の映画に取り入れたのでしょう。

 

ベルの反応は?

ベルは、野獣の言葉をギリシャ語で書かれている本もあるという解釈だけでなく、ちんぷんかんぷんな(意味が分からない)本もあるとも解釈したのです。

ギリシャ語の本、ちんぷんかんぷんな本、どちらとも解釈できるので、野獣が2つの意味を込めて言ったと思い、冗談と言ったのではないでしょうか。

ぴよ吉
ぴよ吉
冗談がすぐに分かったなんてすごい!

野獣が冗談を言うのも素敵ですし、ベルは知的でユーモアあふれるヒロインだったのですね。

 

映画の図書室シーンでの意味を解説

ベルは、野獣のお城の図書室に行き、たくさんの本があることに大喜びでした。

なぜベルは、本がたくさんあることに歓喜したのでしょうか?

ぴよ吉
ぴよ吉
図書室なら、本がたくさんあっても不思議じゃないよね?

ここからは、図書室シーンでの意味を解説します。

 

図書室シーンの意味を徹底調査!

図書室でベルはなぜ本がたくさんあることに歓喜したのでしょうか?

べルが住んでいる村の本屋さんには、本は10冊程度しかありません。

本好きならたくさんの本が読みたいけれど、同じ本を読むしかできなかったのです。

しかし、野獣のお城の図書館にはたくさんの読み切れない程の本があり、知的好奇心が湧き感動し歓喜したのでしょう。

ぴよ吉
ぴよ吉
本好きだけど、読み切れない程の本を見るのは初めてだったんだね。

ギリシャ語の本の会話は、その後のシーンです。

ベルが野獣に、図書室の本を全部読んだのかという質問をしますが、普通の人なら「いいや、全部じゃない。」と答えそうですよね?

野獣がベルの質問に冗談で答えたことで、野獣の知的でユーモアがある意外な一面を知り、野獣が去った後、笑いをこらえていたベルがさらに喜んだのです。

図書室のシーンは、本に対しての感動や野獣の意外なユーモラスさなどで、ベルの喜びや嬉しさが相まった瞬間だったのでしょう。

ベルの気持ちは本好きじゃないとわからないのかもしれません。

 

図書室シーンでベルがおかしい奴と言われた意味は?

図書室のシーンでベルは、おかしい奴と言われますが、なぜ本が好きなだけでおかしい奴と言われるのでしょうか?

美女と野獣の原作小説は、1740年(18世紀)に出版されています。

なので、美女と野獣も18世紀という時代設定だと予想されるでしょう。

地位のある女性は、詩を嗜む程度の知識や音楽は教えられていましたが、数学・科学・歴史・社会学などの学問は学ぶ機会が与えらなかった時代です。

特に「科学」は女性が学ぶのは禁じられていました。

ぴよ吉
ぴよ吉
女性が学問を学ぶには、厳しい時代だったんだね。

平民となると文章の読み書き能力や理解力も一気に下がり、男性でさえも読み書きができる人なんて村には数える程しかいなかったでしょう。

そうなると、学問に時間を費やす時間に働け、といった風潮になりますね。

特に女が読み書きや学問を学ぼうものなら、生意気だ・反抗的だ・村の平和を乱す奴だ、と決めつけられた事もあっのではないでしょうか?

18世紀という時代設定のため、村人達はずっと本を読んでいるベルを見て、もっと他に大事なことがあるのに、おかしい奴だ、と思ったのでしょう。

この時代は、本が好きなだけの人は、簡単におかしい奴という評価に繋がってしまうのです。

村の人々は、不思議な奴という意味での「おかしい奴」より、嫌味を込めた「おかしい奴」という意味合いを込めて言っていたのでしょうね。

 

まとめ

美女と野獣の「ギリシャ語の本」の冗談について調査し、「ギリシャ語の本」「ちんぷんかんぷんな本」2つの意味が含まれていることがわかりました。

図書室のシーンでこれをとっさに思いつく野獣も、冗談に気付いたベルも知的ユーモアあふれるキャラクターだったのです。

そして、まだ学問に対しての位の差・男女差がある時代設定を考慮した台詞の作り方も、さすがディズニー映画という感じがしますね!

ぴよ吉
ぴよ吉
意味を知ってからもう一度見ると、面白さが広がるね。

今回は、美女と野獣の「ギリシャ語の本」の冗談とは何なのか、映画での図書室シーンの意味を紹介しました。