東京ディズニーシーにある、大人気のアトラクション「ソアリン・ファンタスティク・フライト」。
2019年のオープン当初は、待ち時間が300分越えを記録したことで、話題になりましたよね。
壮大な景色と風や匂いを感じながら、世界中の空を旅するソアリンは、何度乗っても感動できるアトラクション。
そんなソアリンには、元ネタとなる原作や映画があるのでしょうか。
ディズニーのキャラが登場しないアトラクションであるソアリンと、ディズニーとの関係も気になるところ。
現在も人気の高いソアリンには、元ネタとなる原作や映画があるのか調査しつつ、ディズニーキャラとの関係はどうなっているのか徹底調査します!
Contents
【ソアリン】元ネタは映画?
ダンボやピーターパンに込められた空を飛ぶ事への憧れ。
きっとウォルト自身も子供の頃からの夢だったに違いない。
ウォルトの意思を継いだイマジニア達が、映画ではなくアトラクションでその夢を形にしたソアリンにも、その夢があふれているようだ。 pic.twitter.com/IPetfk5Y4x— ひゅうま (@hyumahyuma2002) September 18, 2019
大人気のアトラクションである「ソアリン・ファンタスティク・フライト」には、元ネタとなる原作や映画はなく、ディズニーの完全オリジナルです。
ディズニーのアトラクションには、それぞれに『バックグラウンドストーリー』があるのをご存知でしょうか。
ソアリンのオリジナルストーリーを知ると、今までとは違った見え方ができて、新鮮かもしれません。
また、初ソアリンの人は、ストーリーと照らし合わせながら、ライドはもちろん待ち時間も退屈せずに過ごせると思います♪
ソアリンには、どんなバックグラウンドストーリーがあるのか見ていきましょう!
バックグラウンドストーリーをご紹介します
ソアリンのツアーさいこうだった🕊
BGSや展示品に関しての説明はもちろん、アトラクには映画が元のものとオリジナルストーリーのもの2種類あり、ソアリンが属する後者はゲストのイマジネーションによって深みを増す的なこと案内してらして、物語に余白があるのがBGSの楽しさよなって涙目になるなど pic.twitter.com/6zNV9Z1cVw— とら (@tora0422) September 26, 2021
メディテレーニアンハーバーの丘に建つ「ファンタスティック・フライト・ミュージアム」は、“空を飛びたい”人類の夢を称える博物館。
現在は、飛行についての研究に情熱を注いだ女性、「カメリア・ファルコ」の人生を振り返る展示会が行われています。
このカメリア・ファルコという女性は、“飛ぶ”ことへの熱い情熱を持ち、熱気球で世界を巡り、空飛ぶ乗り物を開発するなど、たくさんの功績を残した人物。
ソアリンでの展示会は、数々の功績を残した、カメリアの生誕100周年を記念した催し物となっているそう。
彼女が旅先で書いたスケッチや、研究の記録などをじっくりと鑑賞しながら辿り着いた先には、仲間と共に開発した「ドリームフライヤー」が待っています!
「イマジネーションや夢を見る力があれば、時空を超えてどこにでも行くことができる。」と信じていたカメリア。
博物館を訪れたゲストは、そんな彼女の思いが込められた「ドリームフライヤー」に乗って壮大な景色や風を感じながら、爽快な空の旅を体験することができるのです。
S.E.Aってなに?
私がシーで一番好きなアトラクション「ソアリン:ファンタスティック フライト」。
世界に4つあるこのアトラクションは各国別にその背景が異なっていますが、東京のソアリンは、空を飛ぶ事を夢見続けた女性「カメリア・ファルコ」を特集した博物館。
映像だけでなくその背景も楽しんでみて下さい。 pic.twitter.com/lJZrmuoKYJ— おっさんの一人ディズニー (@_You_Can_Fly_Hi) January 6, 2020
私たちが「ソアリン」としてよく知るこの博物館「ファンタスティック・フライト・ミュージアム」を運営しているのは『S.E.A』と呼ばれる団体。
通称が『S.E.A』であり、本来は「探検家・冒険家学会」の「Society of Explorers and Adventurers」の頭文字でした。
S.E.Aは、ディズニーの架空の団体で、カメリアが所属する団体でもあります。
勇気やロマンを持った探検家や冒険家、さらには研究者や芸術家など、それぞれの知識を発表し共有するための学会。
飛行についての研究に、熱心に取り組んでいたカメリアは”研究者”として認められ、女性初のS.E.Aメンバーとなりました。
S.E.Aのメンバーには、レオナルド・ダ・ヴィンチ(芸術家)や、クリストファー・コロンブス(探検家)など、そうそうたるメンバーが名を連ねています。(汗)
【ソアリン】ディズニーキャラと関係ないのはなぜ?
ソアリンに出てきたのはカメリア・ファルコさん!
夢を追い実現させた女性。素敵だね…推せる…! pic.twitter.com/EkGPNL2tKl— 零亜 (@reia_hizaki) January 18, 2019
ソアリンは、原作も映画もない完全オリジナルストーリーなので、ディズニーのキャラクターとは関係ないアトラクション。
ディズニーには、原作や映画が元になるアトラクションと、ソアリンのようにディズニーキャラクターとは関係のないアトラクションがあります。
ですが、バックグラウンドストーリーの中で、ディズニーとの繋がりはしっかり描かれているんですね。
ディズニーのキャラクターは関係ないですが、ディズニーのアトラクションであることは、間違いありません。
余談ですが、ソアリンの待ち列には“隠れミッキーの宝庫”と言われるほど、たくさんのミッキーを見つけることができるので、探してみてくださいね♪
メインキャラクターはいるのか調査!
ソアリンのメインキャラクター、カメリア・ファルコの人生の歴史がわかる写真です🦅The life and family history of Camelia Falco, SEA member and Main character of Soarin Fantastic flight ! #soarin #societyofexplorersandadventurers #dオタ #ディズニーシー #tdr_history #disneyland #tokyo pic.twitter.com/FoGGNc8BhL
— Emil 🎃 (@HikariEmiru) May 29, 2019
ソアリンのメインキャラクターは、空を飛ぶという夢に情熱を注いだ、冒険家であり研究家でS.E.A初の女性会員カメリア・ファルコ。
彼女が所属するS.E.Aは、”カメリア生誕100周年”を記念して、特別展示会を開催しているわけです。
ディズニーのキャラクターと言えば、ミッキーやドナルドなど可愛らしいイメージが強く、カメリアがメインキャラクターであることに、違和感を抱く人も。
ですが、強く賢い女性に憧れる人も多く、彼女の功績や人生などを知れば知るほど興味が湧く女性であると思います。
物語の中心人物であるカメリア・ファルコについて深く知ることで、ソアリンをより楽しめるのではないでしょうか♪
カメリア・ファルコってどんな人?
TDS フォートレスエクスプレーション
冒険家や探検家、航海家や航海に関連する学者達が学会創設しS.E.Aと命名。
S.E.Aのメンバーにはソアリンのカメリア ファルコもメンバーの一人。
そして、フォートレスエクスプレーションの持ち主は‥ザンビーニ兄弟。 pic.twitter.com/PxGJiSz4PF— 今更次郎 (@mil9174) November 18, 2020
ソアリンのメインキャラクターであるカメリア・ファルコは、架空の人物。
バックグラウンドストーリーがしっかりしているので、実在する人物と勘違いする人も多いようです。(汗)
カメリアの経歴を簡単にご紹介しますね。
- 1801年 初代館長チェッリーノ・ファルコの娘として誕生。
- 1815年 ファンタスティック・フライト・ミュージアムが建設。
- 1850年 カメリア49歳。父親が亡くなり2代目館長に就任。
- 1851年 S.E.Aの女性初のメンバーに。
- 1875年 カメリア74歳で亡くなる。
カメリアは生涯を“飛行”の研究に注ぎ、館長としての仕事にも真摯に取り組んだそう。
本当に実在する人物のようで驚きますが、架空の人物が実際にいるかのように感じさせる、ディズニーのバックグラウンドストーリーは、さすがとしか言えませんね。
まとめ
人生初ソアリン乗ったけどめちゃ感動した pic.twitter.com/tZXl6Fcrny
— 澪夜 (@Reiya_cos_) December 14, 2023
東京ディズニーシーで大人気のアトラクション「ソアリン」には、元ネタとなる原作や映画はあるのか調査しました。
ソアリンはディズニーのオリジナルストーリーで、ディズニーのキャラクターとは関係のないことも分かりましたよね。
メインキャラクターはカメリア・ファルコ。
ディズニーのキャラは関係ありませんでしたが、ソアリンはS.E.Aやディズニーシーと、深いところで繋がっていることもわかりました。
元ネタや原作はありませんが、バックグラウンドストーリーは完璧で、いつ映画になってもおかしくないですよね!
次にソアリンに乗るときは、新鮮な気持ちで楽しめそうです♪