プリンセスと魔法のキス

プリンセスと魔法のキスで批判や人種差別があった?白人・黒人問題に微妙の声

プリンセスと魔法のキス 批判
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「プリンセスと魔法のキス」はアメリカ・ニューオリンズが舞台のディズニー長編アニメーション映画。

黒人のプリンセスが誕生したことで話題になりましたが、その裏には人種差別について批判があったことをご存知でしょうか。

ぴよ吉
ぴよ吉
ディズニーで人種差別って、なんでだろう??

アメリカでは、人種差別による殺人や暴力といった事件も多く、今も残る繊細で微妙な問題となっています。

白人か黒人か、肌の色が違うことでどのような影響や問題があるのでしょうか。

ぴよ吉
ぴよ吉
日本人は黄色人種なんでしょ?肌の色で分けるのやめてほしいよね。

今回は「プリンセスと魔法のキス」にどんな批判や白人・黒人問題があったのか、微妙な問題ではありますが、詳しく調査してみたいと思います。

 

【プリンセスと魔法のキス】批判や人種差別があったのか調査しました!

実は「プリンセスと魔法のキス」は、アメリカの黒人社会から批判を受けていました。

ぴよ吉
ぴよ吉
えっなんで?ティアナは黒人さんでしょ?何がダメだったの?

舞台となったニューオリンズには、長い間”黒人差別”や”奴隷制”の歴史が色濃く残っていた時代。

「プリンセスと魔法のキス」は、物語の中で『その事実に触れていない』ことが批判の原因だったようです。

映画であっても、辛い時代があったことをちゃんと伝えて欲しかったということですよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
難しい問題だよね…。

 

人種差別が描かれていないと批判の声

「プリンセスと魔法のキス」の舞台は、1920年代のアメリカ南部・ニューオリンズ、黒人差別に苦しみながらも、独自の文化を築き必死に生きてきた時代。

そんな時代であったにも関わらず、「プリンセスと魔法のキス」では、『人種差別について全く触れていない』と黒人社会から強く批判を受けました。

ぴよ吉
ぴよ吉
そんな時代があったんだね(悲)。

ニューオリンズには奴隷制の歴史があり、たくさんの黒人がこの地に奴隷として連れて来られたのです。

その時の子孫が、今のニューオリンズに住む黒人たち。

そんな背景がありながら、「プリンセスと魔法のキス」では、黒人のティアナの親友が白人のシャーロットという、あり得ない設定に(汗)。

ぴよ吉
ぴよ吉
黒人と白人が友達なんて信じられない時代だったんだね。

これに納得できなかった黒人社会から批判の声が上がった訳ですね、その気持ちはなんとなくわかる気がします。

人種差別は、私たち日本人には“関係ない問題”のように感じるかもしれませんが、今現在でも差別をうけ、辛い生活を強いられている人がいることを忘れてはいけませんね。

 

最初につけたタイトルは『カエルのお姫様』だった

ディズニーは、黒人のプリンセスを描くにあたり、人種差別との批判を受けることがないよう、いくつか変更した点がありました。

ぴよ吉
ぴよ吉
えーっ、どんなことが変更になったんだろう。

当初のタイトルは『カエルのお姫様』だったようですが、主人公が黒人であったことで差別を連想させるのでは、と急遽変更。

さらに、主人公の名前は『マディ』でしたが、“泥だらけ”という意味を含んでいるため、変更になっていました。

ぴよ吉
ぴよ吉
“ティアナ”って名前でよかったよねー可愛いもん♪

ティアナの職業は当初『メイド』の設定でしたが、奴隷制の歴史を引きずっていいるのでは、との批判を避けるためレストランで働くウエイトレスに変更になったのです。

主人公を黒人にしたことで変更したというのは、人種差別に配慮したということですが、ちょっと違和感を感じませんか。

なぜ始めに『カエルのお姫様・マディ・メイド』と設定したのでしょう、主人公を黒人プリンセスに決めた時点で配慮できた内容ではないのでしょうか…。

ぴよ吉
ぴよ吉
ティアナが白人だったら、変更はなかったってこと??

人種差別を意識し変更すること、それ自体が差別にあたるのではないかと、私は考えてしまいました(汗)。

 

【プリンセスと魔法のキス】白人・黒人問題に微妙の声

アメリカでの白人と黒人問題は、今でも大きな問題となっていますね。

実は「プリンセスと魔法のキス」の物語の中でも、差別的な内容が描かれているのではないか、と言われているようです。

ぴよ吉
ぴよ吉
ありゃ、どの部分かなぁ。

「プリンセスと魔法のキス」の物語では、黒人である主人公のティアナと、白人で親友のシャーロットの関係がどのように描かれているのか、詳しくみていきましょう。

 

黒人ティアナと白人シャーロットの関係性

ディズニー初となる黒人プリンセスのティアナですが、幼馴染で親友のシャーロットは白人です。

この2人の信頼関係は厚く、お互いの夢をちゃんと理解し応援できる素敵な関係ですよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
仲良しだよね♪

ですが、自分のレストランを持つ夢のため、がむしゃらに働くティアナに対し、シャーロットは裕福な家に育ち望んだものはなんでも手に入ってしまう、2人の環境の違い

私が気になったのはシャーロットの家で行われた仮想舞踏会、ティアナは”友人”ではなく“料理人”として招待されるのです。

はっきりと差別とは言い切れなくても、黒人と白人の微妙関係性が描かれているような気がしてなりません。

ぴよ吉
ぴよ吉
お金を稼がせてくれたのかな(汗)。

物語の最後、ティアナとナヴィーンは結婚し、レストランもオープンして幸せになります。

“差別なんて関係ないよ”と言わんばかりに、物語の最後を完璧なハッピーエンドで締めくくる、さすがディズニーだなと思いますよね。

 

黒人プリンセスの存在とは

ディズニープリンセスといえば、シンデレラやラプンツェルなど、白人のプリンセスが有名ですよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
“白人のプリンセスはたくさんいるよねー。

ポカホンタスやムーランは肌の色は黒く見えますが、“黒人“とハッキリ明記されているのは「プリンセスと魔法のキス」のティアナだけ。

子供たちにとって、自分と同じ肌の色のプリンセスがいるということは、とても重要。

ディズニープリンセスは、いつの時代も女の子の憧れですよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
あのキラキラしたプリンセスには大人でも憧れるよね♪

黒人に対しての差別は今でも深刻な問題、そんな中で生きる黒人の子供たちにとって、ティアナの存在はとても大きく、夢や希望になるのではないでしょうか。

 

まとめ

「プリンセスと魔法のキス」に対する批判や人種差別について調査してきました。

ティアナとシャーロットの関係性から、黒人と白人の微妙な問題にも触れましたが、やはり差別はあってはいけないことだと強く思います。

白人と黒人の問題は、日本にいるとピンとこない方も多いと思いますが、黒人差別のニュースを見ると微妙な気持ちになりませんか。

ぴよ吉
ぴよ吉
何もしてないのに殴られたりしてるよね(泣)。

「プリンセスと魔法のキス」の、その時代背景や、ニューオリンズの歴史に触れることで、人種差別をもっと身近なものとして考える、良いきっかけになるのではないでしょうか。

今を生きる子供達の未来に、”差別や批判は過去のもの”と話せる日が来るといいですよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
本当だよね、子供達には明るい未来を生きてほしい!

2023年12月1日に日本テレビの金曜ローショーで「プリンセスと魔法のキス」が放送予定です。

まずは難しいことを考えず、純粋にお話を楽しんでみてはいかがでしょうか♪