千と千尋の神隠し

千と千尋の神隠しの湯札(薬湯)は何種類?効能や現在でも使ってる温泉はあるの?

千と千尋の神隠し 湯札
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「千と千尋の神隠し」に登場する鎌爺は、浴槽から送られてくる湯札で薬湯を調合していました。

ぴよ吉
ぴよ吉
神様のお風呂だから鎌爺はかなりの腕前なんだろうね。

映画では種類が多くあるように見えましたが、その湯札(湯薬)が何種類あるのか気になりませんか?

また、効能もすごそうですが、湯札を使った温泉が現在でもあるのかも知りたいですよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
かなり昔のやり方っぽいからさすがになさそうだけど…。

そこで今回は、「千と千尋の神隠し」の湯札(薬湯)は何種類あるのか、効能や現在でも使ってる温泉はあるかを調査しました!

 

【千と千尋の神隠し】湯札(薬湯)は何種類あるのか調査!

ボイラー室で鎌爺が湯札を受け取り、薬湯をつくっていましたが、その種類は多くありそうですよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
色んな神様がいるからね〜。

映像で確認したところ、湯札の数は6種類ほどではないでしょうか。

公式では何種類あるかについての情報がないので予想になりますが、番台蛙の座っていた引き出しにもそれぐらいの種類があったように思います。

ぴよ吉
ぴよ吉
じゃあ薬湯は何通りだろう?

それでは湯札と薬湯についてどのくらいの種類があるのか、さらに詳しく解説していきます!

 

薬湯とは?

ボイラー室に暮らす鎌爺が受け取っていた湯札は、銭湯のところでも番台蛙が八百万の神たちにも配っていましたよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
千尋にはなかなか渡してくれなかったけど…。

その湯札は、鎌爺に薬湯を作ってもらう伝票のようなもの。

そして、その湯札を見て鎌爺が薬湯を配合するのですが、この薬湯というのは私たちが使う入浴剤と似ています。

薬湯は漢方薬のように2種類以上の生薬を配合していくつもの種類が作られるので、その識別のために湯札にも種類があるんですね。

ぴよ吉
ぴよ吉
鎌爺は湯札を見て配合するのを決めるってことか!

薬湯は歴史が古く、日本に入ってきたのは飛鳥時代で、中国から伝わってきたとも言われています。

昔はお風呂は今のような湯船ではなく、蒸し風呂が一般的だったので、薬草を蒸したりして香りを楽しんでいました。

ぴよ吉
ぴよ吉
今でもゆず湯とかで楽しんでる人もいるよね♪

歴史がある薬湯は、神様にとってもお風呂は大切なことを「千と千尋の神隠し」で伝えているのかもしれませんね!

 

調合したら何種類ある?

湯札にはそれぞれのお湯の効能が違うことがわかっているのですが、それについて過去に公式がツイートしています。

しかし、現在アカウントが削除されているため、湯札の種類などの詳しい情報はわかりませんでした。

ぴよ吉
ぴよ吉
じゃあ何種類あるかわからないね。

私の方で調べた結果、湯札の数は6種類ほどあるように見えましたが、はっきりとした数はわかりませんでしたね。

また、薬湯に使われるのは一般的に「生薬」や薬品が使われます。

ぴよ吉
ぴよ吉
しょうやく?なんか聞いたことあるな…。

「生薬」とは、花や草などの薬草の葉・茎・根などを蒸したり乾燥させたりした物のこと。

有名な生薬は次のものがあげられます。

  • ヨモギの葉
  • 葛根(かっこん)
  • 十薬(ドクダミ)
  • 当帰(とうき)
  • 生姜
  • 人参、陳皮(ちんぴ)
  • 大茴香(だいういきょう)

鎌爺が調合していた薬湯も同じようなものを使っていると考えられますので、この生薬を2つ以上組み合わせて配合しているでしょう。

薬湯は2種類以上の生薬を使って配合するので、最低でも21通りの種類の薬湯ができるわけですね。

ぴよ吉
ぴよ吉
まだまだありそうだけど、それを全部覚えてる鎌爺すごい!

 

【千と千尋の神隠し】効能や現在でも使ってる温泉はあるの?

薬湯は生薬から作られていることがわかりましたが、組み合わせや生薬の種類で効能は変わります。

ぴよ吉
ぴよ吉
どんな効能があるの?

主に、体の保温保湿など効能は色々とあるんですね。

また、薬湯を使っている温泉はたくさんありますが、「千と千尋の神隠し」に出てくるようなシステムの温泉もあるのだとか。

気になる効能や、温泉地について詳しく見てみましょう!

 

効能は?

薬湯の効能は、生薬のほかに温泉の水質によっても異なります。

また、何種類もの生薬を使用することもあり、効能を証明することは難しいのだとか。

ぴよ吉
ぴよ吉
そうなんだ。イメージ的に肌がきれいになるとかかな?

薬湯の効能は次のことがあります。

  • 保温や保湿
  • 発汗作用
  • あせも、しもやけ
  • 神経痛
  • 肩こり
  • 腰痛など

映画の中では八百万の神の苦労などはわかりませんが、神様として過ごしていても疲れることがあるのでしょう。

そんな時に、湯屋に来て日々の疲れを薬湯でリフレッシュしているのかもしれませんね♪

 

福岡に同じシステムの温泉があった!

映画では、湯札を鎌爺のところに送って、それをみた鎌爺が薬湯を調合していました。

このような湯の注文の仕方が、現在の使ってる温泉があるのはご存知でしょうか。

ぴよ吉
ぴよ吉
え!?今でもあるなんて驚き!

それは福岡県糟屋郡にある「若杉の湯」という銭湯。

入り口と書かれたところに木製の札を差し込むと、カチンという音がなり浴槽の注ぎ口からお湯が出てきます。

お客さんが来るたびにお湯を張り直すので、新鮮なお湯に浸かることができるのが嬉しいですよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
ぜひとも行ってみたい♪

札を差し込むとお湯が出てくるシステムは、まさに「千と千尋の神隠し」のようで、ジブリファンからすると夢のようなシステム。

こちらの銭湯は、10組ある家族風呂がこのようなシステムになっています。

興味がある方は、ぜひ「若杉の湯」に行ってみてはいかがでしょうか!

 

まとめ

今回は、「千と千尋の神隠し」の湯札(薬湯)は何種類あるのか、効能や現在でも使ってる温泉はあるかを調査しました!

何種類あるかはわかりませんでしたが、湯札の種類は6種類ほどで、薬湯は21種類以上を鎌爺が調合しているのではないでしょうか。

ぴよ吉
ぴよ吉
かなりの量を覚えている鎌爺はさすがの職人だね!

薬湯にはさまざまな生薬が使われており、効能も肌がきれいになったり、肩こりなどに良いとされています。

神様たちも日々の疲れを癒しに、湯屋に訪れていたのでしょうね。

この湯屋の湯札のシステムは、現在も福岡にある温泉で体験できるのだとか!

ぴよ吉
ぴよ吉
「若杉の湯」ってところだって。

薬湯は家でも気軽にできるものなので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか♪