思い出のマーニー

思い出のマーニーの制作費や興行収入は?観客動員数から駄作や微妙の声!

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数多くの名作を生み出し、現時点で日本映画の興行収入のトップに何作もランクインしているスタジオジブリ映画。

そんなジブリ作品から、2014年に思い出のマーニーが公開されました。

本作は男性の主役級キャラが登場しない初の作品となり、有村架純や松嶋菜々子など豪華女性キャストが出演することで話題になりましたよね!

それだけ製作費もかけ、かなり気合の入った作品であることが見受けられます。

しかし、十分な観客動員数を伸ばすことができず、微妙や駄作と言った意見が多くあったのをご存じでしょうか?

名作揃いのジブリ映画でも、好き嫌いがあるから人によっては微妙だと思う作品もありますよね(;^ω^)

そこで今回は、思い出のマーニーの制作費や興行収入がいくらであったのか、観客動員数からみて本当に駄作であったのか調査していきます!

 

思い出のマーニーの制作費や興行収入は?


現時点で興行収入ランキングの上位に多くランクインしているジブリ映画。

千と千尋の神隠しにおいては、2001年公開以来、20年近く日本の興行収入がトップでした。

ぴよ吉
ぴよ吉
それだけジブリ映画は世代を超えて影響力があるんだね!

一方で、2014年に公開された思い出のマーニーの興行収入を調査してみると、35.3億円でした。

この数字は、興行収入的に成功したのか調査していきます!

 

興業収入的に成功したのか調査!


前述の通り、思い出のマーニーの興行収入は35.3億円でした。

製作費は推定11.5億円と言われ、興行収入が製作費を上回る結果なのですが、決して黒字だとは言えません。

その理由として、人件費が大きく関わってきます。

スタジオジブリのプロデューサーである鈴木敏夫によると、1本の作品で約500人のスタッフを拘束することから、年間の人件費だけで20億円かかるとのこと。

その場合、最低でも興行収入が100億以上の数字でないと、会社を維持することが難しいそうです。

ぴよ吉
ぴよ吉
そう考えると思い出のマーニーは、興行収入的に見ると失敗なのかな…。

そんな中、ジブリ関係者から突然「思い出のマーニーの公開後にスタジオジブリを解散する」という発表があり、大きな話題となりました。

 

スタジオジブリの制作部門が解散の真相は?


前述の通り、2014年に突然スタジオジブリが解散するというニュースが報道されました。

事実スタジオジブリは、思い出のマーニーの公開後の2014年に制作部門が解体され、クリエイターは散らばる結果に。

ちなみにスタジオジブリは「風の谷のナウシカ」の成功を基に、1985年に徳間書店の支援のもとに設立され、2004年に独立会社として今の形になりました。

現時点で会社本体は存続していますが、主な事業形態は「三鷹の森ジブリ美術館」の運営管理などに移行され、新たに作品制作をする際に再びスタッフを集めるという体制となりました。

ぴよ吉
ぴよ吉
なんで解散することになってしまったのかな?

実はこれまでのジブリ作品の興行収入をすべて足すと、およそ1400億円になるらしく、この数字だけを見るとかなり高いですよね。

ただ、他社ではコンピューター処理で制作期間を大幅短縮していますが、ジブリ作品は昔ながらの手書き作業が多いそうです。

鈴木プロデューサーによると、5秒の画を製作するのに1週間かかり、2時間の映画を作るのに最低2年かかるとか。

ぴよ吉
ぴよ吉
そんなに時間がかかるの!?

そういった多額の人件費がかかり、ヒット作を出したとしても収益の確保が難しく、スタジオジブリは思い出のマーニーを最後に解散。

スタジオジブリの解散後、思い出のマーニーの監督とプロデューサーである米林宏昌監督と西村義明によって「スタジオポノック」が立ち上げられ、長編アニメ―ション映画『メアリと魔女の花』が製作されました。

一方2017年に引退を宣言をした宮崎駿は引退撤回を発表し、2023年に10年ぶりの新作である長編映画が公開されるそうです。

スタジオジブリの制作部門は解散したものの、天才的なクリエイターが今後も名作を生み出していくと考えると期待値が高まりますね!

 

思い出のマーニーの観客動員数から駄作や微妙の声をご紹介!


ここまでは思い出のマーニーの興行収入から、スタジオジブリ解散の真相までご紹介しました。

ぴよ吉
ぴよ吉
思い出のマーニーがスタジオジブリ最後の作品だと考えると、感慨深いな…。

続いては、思い出のマーニーの観客動員数や視聴者からのリアルな声を調査して、思い出のマーニーがなぜ駄作と言った意見が飛び交うのか調査していきます!

 

観客動員数が少ないのは公開のタイミングのせい?


思い出のマーニーは 2014年7月19日に公開され、累計観客動員数は250万人というジブリ映画にしてはあまり高い数字ではない結果となりました。

数字が伸びなかった理由のひとつとして、実は公開時期のタイミングが悪かったことも考えられるんです。

なぜなら、同年3月にディズニー映画『アナと雪の女王』が公開され、累計観客動員数が1601万人を超えるという記録を叩き出したんですよ!

ぴよ吉
ぴよ吉
ディズニー恐るべし…。

もし公開のタイミングがズレていたら、思い出のマーニーも注目を浴びたかもしれません。

公開時期のタイミングもヒットの鍵を握るのに重要ですね(^-^;

 

駄作や微妙の声をご紹介!


思い出のマーニーの作品に対して、なぜ微妙という声があるのでしょうか?

ここからは、実際にリアルな意見を紹介していきます!

ぴよ吉
ぴよ吉
かなり厳しい意見もちらほら見受けられますね。

ただ中には、序盤だけが微妙と感じる方も多くいました。

確かに序盤は少しオカルティックな展開であることから、微妙と感じてしまうのが分かるかも(;_;)

ただ、個人的には物語の世界観が面白いなと感じました^^)

 

まとめ


今回は2014年に公開された思い出のマーニーの制作費や興行収入がいくらであったのか、また観客動員数からみて、作品自体が本当に微妙であるのか調査しました!

ファンの一部からは、微妙や駄作と言った厳しい意見が多々ありましたが、改めて制作費などを考えると、1本のジブリ映画を制作するだけでもかなり大変であることが分かりますね。

過去のジブリ映画から興行収入や観客動員数を比較すると、思い出のマーニーは数字的には決して高くない結果となり、事実思い出のマーニーがスタジオジブリとして最後の作品となってしまいました。

ただ、スタジオジブリのプロデューサーである鈴木敏夫氏は「お金は大事。しかし、お金の奴隷になってはいけない」この言葉を胸に、日々作品制作に携わっているそうです。

作り手の思いを聞くと、果たして思い出のマーニーは駄作なのだろうかと改めて考えさせられるのではないでしょうか?