「千と千尋の神隠し」は異世界に迷い込んだ千尋が、最後は無事にもとの世界に戻ることができました。
しかし、この物語は夢オチで、最後は油屋で過ごした時間を忘れることになってしまのか気になりますよね。
もとの世界に戻ったとき、乗ってきた車が葉っぱやほこりだらけで、かなりの時間が経っているように見えました。
この描写だと、経過時間は何年も経っているように感じます。
そこで今回は、「千と千尋の神隠し」は夢オチ物語で忘れるのか、油屋での経過時間は何年なのかを調査しました!
Contents
【千と千尋の神隠し】夢オチ物語で忘れる?
千と千尋の神隠し学校帰りに見てきた🌱.*˚
映画館で見るん初めてやったけん音とかの迫力が凄かった!!
ハクが作ったおにぎり食べるシーン何回も見てるのにおばちゃん泣きそうになったよ😭
いやぁ…ジブリ最高やな✨ pic.twitter.com/LFaaONYPen— キャラメルパンダ🌼*・ (@Caramel_1109) July 10, 2020
公式の情報では、あっちの世界のできごとは忘れてしまっているが、千尋の頭の片隅に記憶として残っている設定があるのだとか。
ただ千尋が思い出せないだけで、夢オチではないでしょう。
千尋が銭婆にもらった髪飾りをつけていたことも、夢オチじゃないことを物語っていますよね。
それでは、「千と千尋の神隠し」は夢オチじゃない理由を解説していきます!
全ては夢だった?
#お気に入りの難解映画
【千と千尋の神隠し】
未だにストーリーがよく分からない。
しかも最後は夢オチやん。
お気に入りでは無いが。 pic.twitter.com/4DukIOAVll— マサミチ☮️ (@kdp2f88pol) October 5, 2022
公式の情報から、千尋があの世界でのできごとを忘れているのは本当だと思います。
しかし、それは夢オチで忘れたわけではなく、思い出せない状態にいるのではないでしょうか。
銭婆が「一度会ったことは忘れないもの、思い出せないだけ。」というようなセリフがあります。
まさにこの言葉が物語の象徴なのでしょう。
さらにこの映画のテーマが「君が忘れても、僕は覚えているよ」なので、ハクは千尋のことを覚えているということ。
千尋が元の世界に戻ったときの表情は、キリッとしていてはじめより成長したように感じました。
真偽はわかりませんが、もしかすると普通に覚えているのかもしれません。
千尋があの世界のことを忘れたとも覚えているという描写もないので、見た人によってそれぞれ感じ方は違いますよね。
夢かどうかよりも銭婆が言っていた言葉が、重要なのだと思います!
千尋の髪留めが物語っている!
コンサートの銀テープって、千と千尋の神隠しの中での髪飾りみたいな
コンサートが終わって現実に帰ってきたけど、夢のようなあのキラキラした場所であの時ちゃんと一緒にいた証 pic.twitter.com/sP1oXA27FG
— ゆい (@kt0805honeyG) December 15, 2020
銭婆は千尋に髪留めをあげるときに「魔法に意味がない」と言っていました。
これは最後のシーンへの伏線でしょう。
銭婆の言葉から推測すると、トンネルを抜けたあとの千尋の記憶は思い出せないようになったのだと思います。
しかし、銭婆は思い出せなくなった記憶を思い出させるためにあの髪留めを渡したのではないでしょうか。
髪留めを魔法で作ってしまうと、もとの世界に戻ったときに消えてなくなるからかもしれません。
トンネルを抜けたときに千尋は、まだ髪留めの存在に気づいてませんでした。
銭婆は髪留めを千尋が見たときにに全てを思い出すことがわかっていて、髪留めを渡したのではないでしょうか。
【千と千尋の神隠し】油屋での経過時間は何年?
千と千尋の神隠し、劇場に観に行ったの懐かしいけど、OPとEDでトンネルのデザイン変わるの怖すぎて草
車にも草生やして時間の経過を表している、と見せかけて全くの別世界に飛ばしてると思ったら怖すぎて改めて草
1枚目 OP時
2枚目 ED時 pic.twitter.com/h0dAhCMSPj— よすーけ (@tori_saburo) August 17, 2019
千尋が元の世界に戻ったとき、乗ってきた車が葉っぱやほこりだらけだったことから、かなりの年月が経っているように見えましたよね。
私もそのシーンを見たとき、そんなに時間が経ってたのかと驚いた記憶があります。
そのときの周りの状況から、1〜2ヶ月ほど経っているのではないでしょうか。
こちらも確かな情報ではないので言い切れませんが、私なりに考察してみたのでご覧ください!
どのくらいの時間が経っていたのか徹底考察!
千と千尋の神隠し
最後の場面で車に葉っぱとか枝が掛かってたのってだいぶ時間が経過してたってこと? pic.twitter.com/PuTw7mmsQf— ____美___魚____ (@milspec_mi) August 16, 2019
トンネルから出てくると、車の上に落ち葉が積もっていたり、ほこりだらけの車内や周りの草木が成長していたことがわかります。
しかし、父親がエンジンをかけると動いたので、バッテリーは上がっておらず、何年・何十年とは経っていないでしょう。
そのことから、時間の経過は1〜2ヶ月程度と考えられます。
異世界と現実世界では時間の流れ方が違うので、まさに浦島太郎状態だったんですね。
他にも、時間の流れは同じで、4日という時間で車に落ち葉つもり、周りの草木についてはかかっていた魔法が消えた可能性も。
本来の姿である草木が伸びている状態が現れたことも考えられるのです。
千尋の両親は豚になっていて記憶がないので、ほんの数時間だけあの世界にいたという感覚。
これらのことを考えると、最低でも4日間は油屋で過ごしていたことになるでしょう。
トンネルの色や造りが違う理由は?
千と千尋の神隠しが終わったけど、行きと帰りでトンネルが変わっていることにお気づきになられただろうか?#千と千尋の神隠し pic.twitter.com/DivrnEBUjx
— Neoえんま@再始動 (@aienma_project) August 16, 2019
トンネルから千尋と両親が出てきたとき、トンネルの色と造りが違っているのに気づいた方はいるでしょうか。
一見、時間が経ちすぎて、その間に壁が変色したりしたのでは?と思っている方も多くいるようです。
しかし、これは色や造りが変わってしますほど時間が経過したわけではなく、かかっていた魔法が解け、本来の姿を現したのではないでしょうか。
車のエンジンがかかったことでかなりの年月がたったとは考えにくいですし、なによりモルタル製が石造りに変わるなんてことはないはずです。
すべては魔法の力によって、千尋や両親があの世界に惹き寄せられたのではないでしょうか!
まとめ
昨日千と千尋の神隠しを観てて、月の満ち欠けがある事に初めて気がついて!
①細ーい三日月🌙
②満月に照らされてる🌕
③上弦過ぎて虹の入江が見えそう🌔
…とすると、②→③の間ってかなりの日数が?とか考え出したら止まらない😂
何年経っても大好きな作品✨#千と千尋の神隠し pic.twitter.com/Zj8qdw2VkE— ここあ (@cocoamoon_) March 7, 2021
今回は、「千と千尋の神隠し」は夢オチ物語で忘れるのか、油屋での経過時間は何年なのかを調査しました!
「千と千尋の神隠し」は夢オチではなく、あの世界の出来事を忘れるわけではありません。
あの不思議な出来事を忘れたわけではなく、思い出せないだけであって、千尋の記憶の片隅にあるはず。
湯屋での経過時間は最低でも4日間ですが、車や周りの状態から1〜2ヶ月ほど経っているようにも思えます。
実際は何年も経っているのかもしれませんが、それを考察するのも楽しみの一つではないでしょうか。
「千と千尋の神隠し」を見るときは、銭婆の言葉に注目して見てみてくださいね♪