2008年に劇場公開された、スタジオジブリの人気映画「崖の上のポニョ」は、人間になりたいと願うさかなの女の子ポニョと、人間の男の子宗介の物語です。
宗介の母親「リサ」は、明るくサバサバした性格で人気のキャラクター。
崖の上のポニョの映画公開後、リサが死んだのではないかとネット上で話題になったのです。
グランマンマーレとの会話の場面が、死んだ説の重要なカギとなっているようですね。
リサの最後のセリフが何と言ったのか分からなかった人も多かったようなので、詳しく解説していきます。
そして、リサは本当に死んだのか、グランマンマーレとの会話や最後のセリフについても調査し考察してみたので、最後までぜひご覧ください!
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【崖の上のポニョ】「リサ」は死んだの?
崖の上のポニョのお母さんが母としても女性としても生き様が格好いいから好き😌#崖の上のポニョ #リサ pic.twitter.com/bcujYRjktc
— ピッケルの音好き⛏️🍀🍑 (@pikkelu_oto_ski) November 7, 2020
崖の上のポニョにはさまざまな考察が存在するのですが、その中でもリサが死んだという考察がかなり多いです。
調査したところ、リサは死んだという意見もありますが、死んでないという意見の方が多くみられました。
その理由の一つが、グランマンマーレやフジモトの魔法の力で、海の中にクラゲドームを作り、ひまわり園のおばあちゃんたちとリサたちが地上と同じように過ごせるようにしたということ。
おばあちゃん達が走れるようになったのも、魔法の力によるものだったと考えられます。
では、なぜ死んだと考えられているのかというと、津波でひまわり園が沈んでしまったので、おばあちゃん達と一緒に死んでしまったと考えているようです。
確かにひまわり園のおばあちゃん達も、あの世に来てしまったようなセリフを言っていますね。
本当のところはどうなのか、ネットの声と私の考察も含めて解説していきたいと思います!
リサは死んでいなかった?
「崖の上のポニョ」の宗介の母、リサが私の憧れ。
強くて可愛らしくて芯があって
リサならこの状態で何と言うかな、って時々思う。
「だぁいじょぶだだぁいじょぶ!」っていつも笑っていそう。
髪型だけでも真似てみようかな(やめておけ) pic.twitter.com/VxDwss8yAS— まりも (@hanptydanpty2) December 11, 2021
結論から言うと、リサは死んでいないと考えています。
物語終盤、海の中のクラゲドームの中で嬉しそうに走りまわるひまわり園のおばあちゃん達がいますよね。
おばあちゃん達は死んだのではなく、グランマンマーレやフジモトの魔法でドームを作り、そしておばあちゃん達の足も魔法で治したのだと考えられます。
私の考えですが、おばあちゃん達が「あの世もいいわねぇ。」と言っているのは、走れるくらい元気になった自分を信じられず、あの世にいると勘違いしているのではないかと思いました。
最終的にポニョは人間になることができて、宗介と暮らす結末を迎えているので、死んだ可能性は低いのではないでしょうか。
リサが死んだと言われる理由を解説!
ふと思ったんですけど、あんな状況でも冷静沈着、人命救助にも気を配るし、家は災害時孤立無援にも備えられる設備がある、という『崖の上のポニョ』のリサさんのただもんじゃねえ感はすごいですよね…
まるで2、3枚目の人たちみたいだ。前職は沿岸警備隊とか特殊部隊で、数々の修羅場を潜ったのでは。 pic.twitter.com/o05SRelN7a— サド和尚 (@sadist_monk) August 23, 2019
リサが死んだという考察をしている人は、津波によってひまわり園が水没してしまった時に、おばあちゃん達と一緒に彼女も死んでしまったのではと考えているようです。
また、おばあちゃん達が「リサさん、辛いでしょうね。」というセリフを言っていました。
この言葉は、リサが宗介を残して死んでしまったので、辛いでしょうという意味にも感じ取れますよね。
個人的には、世界を救うためには宗介にかかっているなんて、母親としては辛いだろうという意味なのかなと思ってます。
この言葉に関しては、ネット上でもたくさんの考察が繰り広げられていました。
おばあちゃん達のセリフを聞いて、死んでしまったと考える人が多いようですね。
【崖の上のポニョ】グランマンマーレとの会話や最後のセリフも考察!
「崖の上のポニョ」のラストの方のシーン
グランマンマーレがリサと話してた時と、宗介と話している時で身長が違うね
そもそもグランマンマーレは身長を変えられるわけだけど、決して同じ高さにしないところがこの人の怖いところなんだろうね pic.twitter.com/JvOrFnIfNq
— クソニート牧場 (@kusoneetbokujyo) January 28, 2021
ドームの中で、グランマンマーレとリサが何を会話していたかは劇中では分からないので、気になった人も多いのではないでしょうか。
グランマンマーレはこの世界を救うにはポニョが人間になること、それには条件があるということをリサに話していたのです。
そしてその条件とは宗介がポニョの正体を知っても怖がらずに、ポニョのことを受け入れること。
宗介にその試練を与えると宗介の母親であるリサに話していました。
そしてリサの最後に言った「あなたも、グランマンマーレ!」というセリフで、初めてポニョのお母さんの名前が出てきました。
これは、母親同士の2人が親しい間柄になった証拠であるセリフ。
そして、グランマンマーレにも分け隔てなく対等に接するリサの性格が表れています。
物語終盤の2人の会話や最後のセリフのシーンは、重要な場面なので詳しく解説していきますね!
会話の内容は?
今日ポニョ観たんだけど天海祐希さんのグランマンマーレの声が美しすぎて聞き惚れた…お顔もお美しいのに声まで美しいなんて女の私も惚れちゃうよ🤦🏼♀️
実質本物の女神様じゃん…
しかも海外の方からも反響あるの凄い pic.twitter.com/GBmv0nNcgp— shifu✿ (@ghibli__510) January 15, 2023
物語では、2人の会話の内容までは分かりませんでしたね。
この時世界はポニョの魔法の力により、破滅の道へと向かってしまっています。
グランマンマーレはポニョを人間にすることを思いつきますが、「ポニョの正体を知っても、宗介の気持ちが揺るがずポニョを受け入れる」という条件がありました。
世界を救うためには、ポニョが人間の女の子になること、宗介がポニョを受け入れる条件があることをリサに話していたのです。
映画を観ていると、2人が子供のことをとても大切に思い、愛しているのがよく分かりますよね。
母親の愛情という共通点があるからこそ、この2人の話し合いはスムーズにできたのではないでしょうか。
リサの最後のセリフについて考察!
崖の上のポニョの最後ら辺で
多分災害派遣された所属不明のこんごう型護衛艦 pic.twitter.com/4x13AGlNLN— SEKIDUKI (@JSTERUZUKI116) July 18, 2023
物語の最後、ポニョが人間の女の子になることが決まり、グランマンマーレは海の深くへと姿を消していきます。
その時にグランマンマーレが「リサ、ありがとう。」と言い、リサは「あなたも!グランマンマーレ!」と言っていました。
ここで初めて、ポニョの母親がグランマンマーレという名前であることが判明しましたよね。
2人がお互いの名前を呼び合っているのは、同じ母親として意見を尊重し合い、対等に接していることの表れ。
リサはポニョの半魚人姿を見ても、海の女神グランマンマーレと会話しても、物怖じせずにすぐに受け入れる器の持ち主です。
このなんてことない一言にも、愛情を持って発している「リサらしさ」が表れていますよね♪
まとめ
崖の上のポニョのお母さんが母としても女性としても生き様が格好いいから好き😌#崖の上のポニョ #リサ pic.twitter.com/bcujYRjktc
— ピッケルの音好き⛏️🍀🍑 (@pikkelu_oto_ski) November 7, 2020
崖の上のポニョのリサは死んだのか、グランマンマーレとの会話は何を話していたのか、最後のセリフの意味についても解説しました。
リサは死んだのかというと、私は「死んでいない」と思います。
ポニョが人間になって終わったので、その後も宗介たちと楽しく過ごしていると信じたいですね。
また、グランマンマーレとの会話は劇中では出てこないものの、母親同士それぞれ覚悟を決めて話し合いをしていたことも分かりました。
リサの最後のセリフでは、誰に対しても変わらない態度で接するリサらしさが出ていますよね。
映画の中でもリサは重要な人物であり、人気のキャラクターである理由がよく分かりました。
崖の上のポニョは自分なりに考察して観てみると、より一層楽しめる映画ですね♪