2021年に公開されたディズニー映画の「ミラベルと魔法だらけの家」は魔法の家に住むミラベルをはじめとする“マドリガル家”を描いたミュージカル映画です。
大変人気があり、評判通り面白い作品だったと評価する人が多くいる一方で、ネット上では「ひどい」「つまらない」などの感想があるのも事実。
同じ作品でも観る人によって感じ方が違うので、感想もさまざまであることは当然ですが、ではなぜ「ひどい」「つまらない」と感じてしまったのでしょうか。
映像の美しさや、ミュージカル作品だけあって歌や音楽に心躍る…など評判も良かっただけに、どの部分が「ひどい」と評価されてしまったのか気になります。
“やっぱり面白い”と思った人、なぜ“ひどい作品”だと思ったのか、など実際に「ミラベルと魔法だらけの家」を観た感想や評価をご紹介!
Contents
【ミラベルと魔法だらけの家】ひどい評判はなぜか調査しました!
ミラベルと魔法だらけの家
色彩美しく、女性キャラクターのデザインも豊かで楽しい映画でした。
与えられた才能以上に、存在そのものを肯定するっていうのも非常に真っ当。
さまざまな活躍をみせる女性が活き活きとしているのももちろんいいこと。
その一方で、一部男性の描き方の適当さは気になった。 pic.twitter.com/gYkS5gbIzl— ひま (@ht_hmwr32) December 5, 2021
ミラベルと魔法だらけの家がなぜ“ひどい”といわれているのか理由を調べてみました。
- 歌のシーンが長くミュージカル要素が強すぎる。
- ストーリーの盛り上がりに欠ける。
- 単純に話の意味がわからない。
ミュージカル映画ですから、歌のシーンが多いのは仕方ないかと思いますが(汗)。
ストーリーの盛り上がり欠けていたり、さらには話の意味がわからないという衝撃的な感想など、観る人それぞれに違った意見があるのは面白いですね。
他にもたくさんの意見がありましたが、中でも一番多かったのは『ミラベルが可哀想』でした。
作品の評価を下げてしまうほど、ミラベルが可哀想だと思う理由はどこにあるのか、調査しました!
ミラベルが可哀想でひどい?
ミラベルと魔法だらけの家
見終わりました。正直映画館で見ればよかったと後悔するぐらいくそ面白かった。
キャッチコピーに書くぐらいやっぱりミュージカルが凄かった。
劇中歌まじで良かった。
前半の方はミラベルがめちゃくちゃ可哀想だったけど後半からは家族愛が中心となっていくのは良かった。 pic.twitter.com/sdYvfBB1FR— やちやち (@YACHIYACHI532) December 26, 2021
1人ずつにギフトと呼ばれる魔法の力を授かるはずが、なぜかミラベルだけがギフトを受け取ることができませんでした。
“可哀想”と思うのは、家族に冷たくあしらわれたり、強い疎外感を感じつつも明るく元気に振る舞うミラベルへの”同情”でしょうか。
実は私も「ミラベルと魔法だらけの家」を初めて観たとき、ミラベルに対する家族の対応が冷たく感じて、ミラベルが可哀想だと思ってしまったひとり。
特にアルマおばあちゃんの態度が気になってしまったのは私だけではないようなので少し安心しました。
ミラベルは大事な孫であるけれど、ギフトを授かることができなかったミラベルをマドリガル家の一員と認めたくないアルマおばあちゃんの態度に嫌悪感を抱く人が多いようです。
評価はひどいですが、ミラベルが可哀想だと思うのは、観ている人が主人公であるミラベルに感情移入しているからでしょう。
ギフトがもらえなかったのはなぜ
ミラベルと魔法だらけの家。さて、ミラベルのギフトとは一体何だったでしょーか?と観客に問いかける映画だった。あの古き良き呑気な結末は賛否が分かれるよね。最近の風潮とは一線を画してるもんね。ちびっこ向けのおとぎ話だからメデタシメデタシで綺麗に終わりたい!って姿勢、僕は嫌いじゃないよ。 pic.twitter.com/YMBopEPm8V
— 饭塚 (@FanZhongHou) December 4, 2021
ミラベルがギフトをもらえなかったのはなぜか…実はミラベルはアルマおばあちゃんの後継者だからではないか、と噂されています。
“なぜミラベルだけギフトがもらえなかったのか”作品の中できちんとした正解は描かれていないので、ますます気になるところですね。
マドリガル家やギフトの儀式を守っているアルマおばあちゃん。
魔法の家である“カシータ”が、アルマおばあちゃんの後継者としてミラベルを選んだのではないでしょうか。
そして、カシータが崩壊したのは世代交代の合図だったのかも。
ギフトがもらえなったのはミラベルにとって、ひどいことではなかったと信じたいですね。
魔法が使えなくても、誰かの役に立つこともできるし、大切なものを守ことだってできるのだと、ミラベルが教えてくれています。
【ミラベルと魔法だらけの家】実際に見た感想や評価をお届けします!
ミラベルと魔法だらけの家
映像がすごく綺麗で歌も陽気でとっても楽しかった ⸜⸝
自分だけギフトがないのが心の中では気にしてるのに表に出さず、どんな時も誰にでも優しいミラベルが本当に良い子すぎて泣けました..
考察読んで理解深めたい
イサベラやドロレスもすごく可愛かったなぁ pic.twitter.com/8xw7B1S0sP
— ℒ (@ribbon_rosy) January 11, 2022
実際に「ミラベルと魔法だらけの家」を見た人の中には「意味がわからない」「面白くない」といった辛辣な感想も多いようです(汗)。
もちろん、「面白くて何度も見たい」という感想も、映像や音楽が素敵だったと評価する声もあったので安心してくださいね♪
映画を見たあと同じ感想の人がいると、なんとなく嬉しくて、逆に意見が違って険悪な雰囲気になってしまった、なんて経験はありませんか。
映画鑑賞ってそれぞれに受け取り方が違うので、本当に面白いですよね♪
それでは賛否両論ある「ミラベルと魔法だらけの家」を見た感想や評価を一緒に見ていきましょう!
実際に見た感想や評価をご紹介!
念願の『ミラベルと魔法だらけの家』見てきました…キャラクターと音楽が素晴らしかった…!マドリガル家みんな好きですが特にペパおばさんが好きかな pic.twitter.com/E1YdjOHQfr
— しぇる (@Chandu_s_banana) December 9, 2021
気になる映画が公開されると、まずはどんな感想や評価があるのかチェックしたくなるもの。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
主人公のミラベルが魔法を使えないのは意味がわかりません。
ちゃんと意味があって使えないならわかるけど。
ミラベルにも魔法を与えてあげてほしかったな。
今まで観たディズニー映画の中で一番面白くなかった。
音と映像は綺麗だけど内容がつまらない。
ギフトがなくても家族の一員だと明るく振る舞うミラベルを見ていると辛くなった。
最後のおばあちゃんとのシーンは泣けましたが、少し雑な解決でがっかりでした。
前半のミラベルの気持ちを考えると苦しい気持ちになります。
家族のお話で子供も大人も楽しめる作品だと思います。
魔法の家が可愛かったです。
ポップな色彩の映像は素晴らしいし、ミュージカルになっていてが飽きずに観ることができました。
とにかく映像が綺麗だったから映画館で見れば良かったな。
ギフトをもらったお姉さんたちも幸せそうだけど、みんな不安を抱えているんだね。
ディズニー映画だから子供向けかと思いましたが重い内容でした。
それを乗り越えるディズニーの女の子は強いですね。
いかがですか?同じ感想はあったでしょうか。
ミラベルだけギフトがないことに納得できない人が多いですが、前向きに生きるミラベルを素直に応援したくなりますよね。
物語はひどいと評価されていても、音楽や映像が素敵だっと感じる人もたくさんいたのでご紹介しますね。
音楽と映像が素晴らしい
昨日友達と「ミラベルと魔法だらけの家」見てきた!映像キレイすぎ… pic.twitter.com/TTJy2zxOkK
— shotaro (@sho41797841) December 30, 2021
ポップで彩り豊かな映像が本当に素晴らしかったと絶賛の声も。
「ミラベルと魔法だらけの家」は南米コロンビアが舞台ですが、コロンビアと聞くとイメージするのはコーヒーが有名、ですが実は『花』も名産品なんですよ。
姉のイザベルが使う「花の魔法」のシーンはたくさんの花がカラフルに描かれてコロンビアの自然を感じることができる素敵な映像になっているのですね。
そしてミュージカル映画に欠かせない音楽はラテンのノリで、まさに踊りたくなる音楽でした。
中でも挿入歌の“秘密のブルーノ”は全米シングルチャート1位を獲得するほど人気に!
ディズニーのこれまでのイメージとは違う雰囲気の不吉なメロディーと歌詞の歌、それなのになぜか引き込まれてしまうのが人気の秘密でしょうか。
まとめ
ミラベルと魔法だらけの家、ディズニー+配信早かったね…!
色彩豊かで作中に出てくるコロンビア料理がどれも美味しそうだった
あと隠れミッキーが何処かにあったらしいけど、私は見つけられなかったな…また観たい… pic.twitter.com/sIgiZ4xbXs— ムン (@rosiemilki_) December 25, 2021
「ミラベルと魔法だらけの家」は評判通り面白い作品で何度も観たいと思う人がたくさんいる一方で、「ひどい」や「つまらない」という感想や評価があるのはなぜか調査しました。
映像や音楽の評判は良いのですが、なぜかひどい評価があるのは、一族の中でひとりだけギフトを受け取れないミラベルを可哀想だと思う人が多いから。
疎外感を感じながらも明るく振る舞うミラベルを見ていると切ない気持ちになるのは確かで、それが「ひどい」「つまらない」という感想や評価につながるのかもしれません。
2023年11月に日本テレビの金曜ロードショーで地上波初放送される「ミラベルと魔法だらけの家」を家族揃って観ませんか、きっと面白いと思いますよ♪