屋根裏のラジャー

屋根裏のラジャー「ジンザン」猫の正体は何者?ラジャーとの関係をネタバレ解説

屋根裏のラジャー ジンザン
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【屋根裏のラジャー】では、想像から生まれた「イマジナリ」と呼ばれる存在が登場します。

主人公のラジャーはもちろん、オッドアイの猫「ジンザン」もそのひとり。

ぴよ吉
ぴよ吉
赤と青の瞳が特徴的だね!

猫のジンザンはなんだか意味深な存在ですし、正体は何者なのか気になりますよね。

また、ラジャーとはどんな関係があるのでしょうか。

そこで、ジンザンの正体は何者なのか、ラジャーとの関係について調査しました!

【屋根裏のラジャー】をまだ見ていない方はネタバレ解説になりますのでご注意くださいね。

ぴよ吉
ぴよ吉
気になる~!早く知りたい♪

すでに見た方ももう一度映画を振り返るネタバレ記事となっていますので、注目ですよ♪

 

【屋根裏のラジャー】「ジンザン」猫の正体は何者?

「ジンザン」はラジャーの前に現れた「イマジナリ」。

赤と青の瞳に、猫にしては彫りの深い顔つきで、ちょっと怪しい雰囲気を感じます。

ぴよ吉
ぴよ吉
予告編でも意味深なセリフが気になる!

予告編を見ただけだと敵なのか味方なのかわかりませんが、結論からいうとジンザンは味方。

消えかけているイマジナリを図書館に案内し消えないように手助けをする、イマジナリの案内人のような役割を担っているんです。

また、そんなジンザンが眠らない理由についてもご紹介します!

 

ジンザンはイマジナリの案内人

アマンダが事故に遭い、キラキラとした光の粒になって消えかけてしまうラジャー。

そこに現れたのが猫のジンザンでした。

迷いなく路地を進んで案内した先は壁でしたが、そこに扉が現れラジャーは図書館へ招かれます。

ぴよ吉
ぴよ吉
図書館には他のイマジナリたちもたくさんいるんだよ。

図書館は想像力の源ともいえる本がたくさんあるので、イマジナリたちは消えずに過ごすことができるというわけなんですね。

ラジャーが街で見かけた消えかけのイマジナリもすでに図書館で過ごしていたので、ジンザンが案内をした可能性も。

ジンザンの役割は、消えかけたイマジナリたちを図書館へ案内することだといえるでしょう。

ぴよ吉
ぴよ吉
イマジナリにとってはありがたい存在だなあ~。

図書館から出てしまうとすぐに消えるわけではありませんが制限時間付きなので、少なからずリスクがあります。

それでも消えかけたイマジナリたちを案内するジンザンは、イマジナリたちにとって信頼できる仲間なのでしょうね。

 

ジンザンが眠らない理由

消えかけたイマジナリたちを図書館へ案内しているジンザンですが、ある特徴があります。

それは「眠らない」こと。

ぴよ吉
ぴよ吉
超人? あっイマジナリだから大丈夫なのか!

イマジナリは子どもたちの想像や願いが込められて生まれた存在。

ジンザンを想像した子どもは、自分が眠っている間ジンザンに見張っていてほしいと願ったんだとか。

夜が怖いのか、夜に何か怖いことが起きるのか…。

一緒に遊んだり楽しいことをするイマジナリではなく、見張りにふさわしい黒猫を想像した子ども…想像すると胸がきゅっとなりますね。

ぴよ吉
ぴよ吉
だからジンザンは眠らないんだね。

ラジャーが初めて図書館で夜を過ごす日、ジンザンが優しく声をかけるシーンも。

眠ることを不安がる子どもにもこんな風に接していたのかもしれません。

 

【屋根裏のラジャー】ラジャーとの関係をネタバレ解説

ジンザンはラジャーを図書館に案内しますが、ラジャーの思いに共感してなだめるといった言葉がけはしていません。

人間はイマジナリを忘れること、忘れられたら消えてしまうことを淡々と伝えています。

ぴよ吉
ぴよ吉
悲しい運命だ…。

最初から落ち着いた態度でラジャーに接しているジンザンですが、その後も何かと一緒に行動することに。

ラジャーはジンザンを信頼しているようですし、他のイマジナリたちもそれは同じ。

そこで、ジンザンとラジャーや他のイマジナリたちとの関わりについてネタバレありで深掘りしていきたいと思います!

 

ラジャーとの関係は?

ジンザンは生まれた理由が理由だけに、他のイマジナリたちと比べて冷静で淡々としているのが特徴的。

ラジャーを図書館へ案内したときも、「消えるor消えない」を決めるのはラジャー自身の選択に任せるといった態度をとっています。

一見冷たいようにも見えますが、自分のことを自分で決めるために事実を教えてくれる存在は貴重ですよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
考えを押し付けない距離感っていいよね。

ラジャーのことは名前ではなく「少年」と呼ぶなど、一歩引いた距離で接しています。

その後、ことあるごとにラジャーを助けたり、アドバイスしてくれたりするジンザン。

一緒に行動するうちに大切な仲間になり、2人の間には信頼関係が生まれたのではないでしょうか。

ぴよ吉
ぴよ吉
イマジナリの中でも兄貴分みたいな頼れる存在!

 

みんなで協力し合うイマジナリたちとの関係

イマジナリたちはみんな同じ悲しい運命を背負いつつも、また子どもたちと遊ぶことを夢見て「仕事」をします。

また、みんな同じようにミスターバンディングを恐れている姿も。

境遇や目的が似ているからかみんな仲良しなのに、仲間が消えたら忘れてしまうという悲しい存在なのです。

ぴよ吉
ぴよ吉
ラジャーだけは覚えていたけどね。

ラジャーはアマンダとの約束「忘れないこと、守ること、泣かないこと」があるからなのか消えてしまったエミリのことも覚えていました。

しかし、ジンザンでさえもエミリのことは忘れてしまった様子…。

人間は忘れるもの、イマジナリは消えるものとわかっていても、同じイマジナリの記憶の中からも消えてしまうことには戸惑いを覚えたようです。

そして最後には、カバのユキちゃんも消えてしまうかもしれないピンチに直面。

ぴよ吉
ぴよ吉
お尻が抜けなくて動けなくなっちゃったのよ…。

そんなとき、ジンザンはユキちゃんの傍を離れず怖いことが起きないよう見張ってあげるのでした。

結果的にユキちゃんは助かるのですが、冷静なジンザンの優しさが垣間見えるシーンでしたよ。

 

まとめ

【屋根裏のラジャー】猫のジンザンの正体は何者なのか、ラジャーとの関係をネタバレ解説しました!

予告編では意味深なセリフやシーンがあったので何者なのか気になっていた方は多いのではないでしょうか。

猫のジンザンの正体は、消えかけたイマジナリたちを図書館へ案内する、イマジナリたちの味方

ぴよ吉
ぴよ吉
山田孝之のイケボがたまらん~♪

ジンザンを生み出した子どもは、夜の間見張っていてもらえるように願ったんだとか。

淡々としていて冷静なキャラクターなのですが冷たいわけではなく、ラジャーや仲間たちを手助けしてくれる大切な存在。

ラジャーだけでなく、仲間たちとも信頼関係で結ばれているのでしょうね♪

ぴよ吉
ぴよ吉
また見たくなってきちゃった!

このネタバレ解説を読んで、改めて【屋根裏のラジャー】を見ると新しい発見があるかもしれませんよ!