風の谷のナウシカ

風の谷のナウシカで伝えたいことは何?風の伝説と環境問題の由来・意味も!

風の谷のナウシカ 伝えたいこと
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宮崎駿監督の代表作といえば風の谷のナウシカでしょう!

風の谷のナウシカは、1984年に公開されたアニメ映画ですが、今なお多くのファンを魅了し続けている屈指の名作です。

ぴよ吉
ぴよ吉
風の谷のナウシカ面白いよね!今でもたまに見ちゃうよ♪

そんな、風の谷のナウシカで、宮崎駿監督が伝えたいことはなんだったのでしょうか?

また、風の伝説や環境問題の由来、意味なども気になるところですよね。

今回は、風の谷のナウシカが伝えたいことはなんなのか、風の伝説や環境問題の由来、意味について見ていきましょう!

 

風の谷のナウシカで伝えたいことは何?

風の谷のナウシカは、原作漫画の大ヒットから映画化され、この作品が無ければ、その後の宮崎駿作品はなかったかも知れないと言われている作品です。

実は、風の谷のナウシカは、アニメ化するつもりはなく、漫画でしか表現できない作品を作っていたそうなんですよね。

しかし、新作アニメの制作が難しい状況の中、漫画がヒットしたことにより、アニメ化するつもりがなかった風の谷のナウシカが、アニメ映画として制作されることになりました。

ぴよ吉
ぴよ吉
アニメ化するつもりなかったのはビックリだね!

その結果、宮崎駿監督の意思とは裏腹に、アニメ映画の歴史に残る作品となり、今なお愛される素晴らしい作品になっているんですよね♪

そんな、風の谷のナウシカは、様々な問題提起をしている作品であり、環境汚染や戦争など、宮崎駿監督の伝えたいことが多く描かれている作品です。

まずは、風の谷のナウシカで、宮崎駿監督が伝えたいことについて見ていきましょう!

 

風の谷のナウシカで伝えたいことは環境汚染による人類の末路!

風の谷のナウシカは、極限まで科学技術が発展し「火の7日間」と呼ばれる戦争が勃発して、1000年後を描いた物語です。

この世界では、科学技術の発展と、戦争により世界が荒廃し、文明は1000年前にリセットされていました。

その結果、地球を焼き尽くした巨神兵が登場したり、環境を元に戻すため作られた王蟲が、ナウシカを蘇生させたりと関わってきます。

宮崎駿監督は、風の谷のナウシカで、環境汚染による人類の末路を伝えたかったのかも知れません。

ぴよ吉
ぴよ吉
環境や戦争について最近よく考えるよね!今こそナウシカを見返すべきなのかも知れないよ!

この作品が作られた当時は、経済発展のために、今よりも地球を汚す経済が当たり前でした。

最近では、持続可能な社会作りとして、環境への配慮がされるようになりましたが、人類が発展していく限り、より地球を汚してしまう可能性もあるでしょう。

しかし、そのような行いを続けていれば、未来で報いを受けることになり、ナウシカの世界のようになってしまうかも知れません。

さらに、科学技術の発展により、世界が崩壊する戦争が起こり得ることも、危惧していたため、巨神兵という強大な力を登場させたのだと思います。

今後も、環境問題や戦争というのは、人類が真剣に考え続けなければならないことですので、ナウシカを見て自分なりにも考えてみてくださいね!

 

原作漫画ではナウシカが人類滅亡を決意する!

風の谷のナウシカは、原作漫画と映画で、エンディングが違うというのはご存知でしょうか?

映画では、ナウシカが一度死亡するものの、王蟲に蘇生され、希望に満ちたエンディングを迎えましたよね。

ですが、漫画ではナウシカが人類滅亡を決意するという、映画の内容と印象が全く違う終わり方をするのです!

ぴよ吉
ぴよ吉
そうだったんだね。綺麗になった地球で幸せに暮らし続けると思ってたよ。

そもそも、ナウシカ達は遺伝子改良された新人類であり、汚染された世界でしか生きられない存在なんですよね。

そのため、地球が綺麗に元通りになれば、汚染された環境でしか生きられないナウシカ達は、生きていくことができません。

これは、地球を浄化するために作られた王蟲も同様で、浄化された地球では生きられないようになっており、なんと最初から人類との共生を想定していませんでした。

つまり、地球が浄化されれば、ナウシカ達も王蟲もいないくなり、最終的に浄化された地球だけが残るということになるんです!

漫画のラストでは、ナウシカがこの未来を決意し、命を全うする運命を選んで終わることになりました。

 

風の谷のナウシカの風の伝説と環境問題の由来・意味も解説!

風の谷のナウシカは、映画と漫画で結末が違い、原作に賛否両論ある作品です。

実は、原作漫画が完結したのは、映画公開後10年以上経った後なんですよね。

さらに、原作漫画は全11巻発売されたのですが、映画の内容というのは、原作漫画の2巻分しかありません。

ぴよ吉
ぴよ吉
原作の2巻分しか映画化されてないの?だったら漫画と映画は全然違うお話になってるよね!

映画では、2巻分の内容に、アニメ映画として成立するストーリーを加え、風の伝説などの素晴らしい音楽で、名作になったということなんですよね!

そのため、映画と漫画では結末が違い、環境問題などの由来や意味は、映画の内容から来ているとされています。

次は、風の谷のナウシカの、風の伝説と環境問題の由来や意味について見ていきましょう!

 

風の伝説は久石譲の名曲!

ジブリ作品では、劇中に流れる音楽も、多くのファンを魅了する要因の1つになっており、その中でもジブリ音楽といえば、やはり久石譲の楽曲でしょう!

久石譲は、ジブリ音楽の代表であり、11作品の楽曲を手がけてきました。

そして、風の谷のナウシカは、楽曲を手がけた初のジブリ作品であり、この作品をきっかけに、久石譲は30年以上ジブリ音楽を制作していくこととなります。

ぴよ吉
ぴよ吉
久石譲にとっても運命的な作品だったんだね♪

そんな、久石譲の代表作品とも言えるのが「風の伝説」なんですよね♪

ジブリ作品は、映像やストーリーだけではなく、素晴らしい音楽にも注目して鑑賞して見てください!

 

環境問題の由来・意味は宮崎駿が語ったものではなくファンの考察!

風の谷のナウシカでは、環境問題や戦争など、このまま発展をし続けた人類の末路を伝えたかったのではないかと前述しました。

しかし、伝えたいことが環境問題や戦争についてというのは、宮崎駿監督本人が語ったことではありません。

そのため、環境問題などの由来や意味というのは、ファンの考察であり、あくまで映画を見た人たちの感想ということになります。

実際、映画で伝えたいことは、環境問題などで概ねあっているのかも知れませんが、原作漫画では少し違う印象も受けますからね!

原作漫画では、前述したようにナウシカが、人類滅亡を決意するというラストです。

このことから、宮崎駿監督が本当に伝えたかったことは、ありのままを生きる大切さだとも言えるのではないでしょうか?

ぴよ吉
ぴよ吉
確かに!滅亡する未来も受け入れていたんだからそうかも知れないね!

実は、原作漫画でも環境問題について触れられるのですが、人間のせいでと批判的というよりも、その事実を受け入れているようなセリフがあるんですよね。

そう考えると、宮崎駿監督の伝えたいことが環境問題や戦争などだという、由来はファンの考察であり、意味もかわっているのではないかと思います。

宮崎駿監督の、本当の気持ちを少しでも知りたいという人は、ぜひ原作漫画を全巻読んで、考えてみてくださいね♪

 

まとめ

今回は、風の谷のナウシカで伝えたいことは何か、風の伝説と環境問題の由来、意味について考察していきました!

風の谷のナウシカは、歴史に残る名作であり、風の伝説など音楽も素晴らしく、色々なことを考えさせられる作品です。

この作品で伝えたいことは、科学技術発展の果てにある環境問題や戦争で、人類が迎える末路だと言われていますが、この由来や意味というのは、ファンの考察なんですよね。

原作漫画では、ラストやストーリーが異なるため、宮崎駿監督が本当に伝えたいことは、映画の内容と少し違ったのかも知れません。

ぴよ吉
ぴよ吉
原作漫画を読みたくなったよ♪もっとナウシカが大好きになるかも知れないね♪

そのため、宮崎駿監督が本当に伝えたいことを知るためには、原作漫画を読破する必要があります。

ぜひ、風の谷のナウシカが大好きだという人は、映画だけではなく原作漫画も読んで、より深く伝えたいことを考えてみてくださいね♪